奈良ロイヤルホテル
Special Presents
MOVE MIX II


2005年8月27日(土)〜28日(日)
 全3公演
奈良ロイヤルホテル 鳳凰の間




 「レビューの楽しさ、魅力が
全〜部出ていた舞台でしたね」
「ホントに良かったです。
衣装も照明もきれいでしたし、
流れるような展開で見終わって
充実感があります」
「洋さんや、共演者のあったかい
人柄が感じられる公演でしたね」
「今とても、幸せな気持ち!」
「洋さんの女役、魅力的でした!」
アンコールの
♪未来へ♪
の手拍子と拍手の後、
ニコニコ顔で同席の皆さんが
話してくれました。
昨年の感動を越える楽しいショーに
大満足でした。

 打ち上げ花火の音に浴衣を着た
出演者が、うちわ片手に客席から
登場、花火見物のようです。
舞台上には肩から胸に大きな白い
花が咲く、黒色の浴衣を粋に
着こなした洋さんが
「♪歌い舞い踊れ〜♪」と
ショーの開幕を歌います。
これから始まる華やかな舞台に、
期待ふくらむオープニングです。
2曲目の歌では、通り抜ける風の
ような夏の夜の淡い恋が、演じ
られます。
浴衣のかた袖を脱ぎ、鮮やかな赤を
見せて、美森さんと深川マンボ。
軽快な音楽と歯切れの良いふりに、
次第に気持ちが乗せられていきます。
大咲×涼風 晴日×夏ッ城 高帆×
雪乃さんのカップルに一人ぼっちの
友麻さんが絡み、愉快に踊り演じ
られます。

大咲さんが歌う「ハバネラ」で
金色の着物に黒と銀の打掛けの
洋さん、色違いの内掛け(赤と銀)
の美森さんが踊ります。
フラメンコに豪華な着物の日舞と
いうミスマッチが、風のような
淡い恋ではなく、カルメンのような
情念を感じさせる印象的な場面
でした。

ここで洋さんから一人ずつ出演者
の紹介があり、メンバーの今まで
の舞台から今後のお仕事まで、
まるでキャッチボールのように
軽快に話題が飛び交い、楽しい
トークタイムでした。

スパンコールの輝く真っ白なスーツ
の洋さんは、なつかしいあの曲、
♪帰らざる夏♪
♪光と影のソレア♪
を歌い、そして愛についての
貴重な?トーク。
3曲目は客席に降りてパワフルに
♪ワンモアチャンス♪
をプレゼント
して下さいました。
再び、舞台上で、
♪ブラジル♪
を歌い、
白い衣装のメンバーに踊り繋いでいき、
底抜けに陽気で明るいカーニバルの
空気を会場に運んでくれました。

場面が変わり、黒燕尾の洋さんの
ドラマティックなタンゴ。
ソロ、そして4人の娘役を相手にと、
次々にダンスの構成が変わり全く
目が離せない。
男役4人のパワフルなダンスの後、
照明に鈍く光る総スパンの黒の
ロングドレスの洋さん登場。
男役に囲まれて、又ソロで。
スリムなシルエットにオーガンジーに
包まれた長い腕と、深いスリットから
見える網タイツの足と、とても
しなやかでセクシーな魅力的な女を
演じ踊られていました。

客席からブルーの衣装、軽やかな
ヘアースタイルに変えた洋さん登場。
♪ひとつの夢を追いかけて
 あなたと旅に出よう〜♪と、
じっくり思いを込めたバラードを
聞かせました。

いよいよ、フィナーレ、明るくなっ
た舞台で、赤いラテンの衣装の
大咲さんがルンバの始まりを
歌い出し、メンバーが明るく賑やかに
踊り、途中から白に金色の縁取りの
ある衣装の洋さんが加わり総踊り、
会場のボルテージが益々上がる中、
幕が下りました。

アンコールの拍手に洋さんは
「ダイアリー」のテーマ曲、
♪未来へ♪
を初披露の2番も合わせ、
伸びのある声でパワフルに歌って、
テイジンホールの初リサイタルの
熱気を再現されました。

洋さんがOSKを卒業されて、
ほとんど初めてとも言える日舞に、
いなせな着物姿に感激しました。
粋な着こなしはさすがです。
又、深川マンボの小気味の良い
テンポと振りは、とても楽しく、
機会がありましたら、再び披露
していただきたい思いです。
男役4人の間から登場したロング
ドレスの洋さんは衝撃的でした。
髪型、メイクは直前の黒燕尾で
踊った時とはほとんど同じ、
それなのにドキッとするほど
女らしい。表情、目線が絶妙で
とてもセクシーだけど、過度に
ならず、知性、大人の女も感じ
させるが、程よいあんばいで
「しなやか」という言葉が
ぴったりでした。
みごとに演じていらっしゃい
ましたがこれは男役の時に感じ
させる「甘さ」と共通点がある
のか?益々舞台から目が離せなく
なりそうです。

次回のMOVE MIX Vの
ディナーショウーが待たれます。









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